創業融資を勝ち取る事業計画書

1.事業計画書とは

期間限定 実験的試みシリーズ「事業計画書の作成アドバイザー契約」

 

当事務所の顧客が事業計画書を作って、これにより経営しているかといえば、決してそうではありません。

 

建設業や農林水産業といった、第一次から第二次産業に比べて、小売業や飲食業といった第三次産業は、不特定多数の客に低コストのサービスを提供しなければならないので、同業他社との競合が必須で、そのためには潤沢な予算を用いて、立地のよい店舗を構え、販路開拓や商品開発をすることになります。

 

そのためには、金融機関からの融資が必要で、その融資を受けるためには、しっかりと利益を生み出し、返済能力があることを示す事業計画で審査をしてもらうことになります。

 

そのために事業計画書を作ることになるので、小規模企業では「融資のため」と割り切ってもよいでしょう。

2.事業計画書が書けない理由

金融機関や政策金融公庫から融資を受ける際に必要となる事業計画書ですが「どう書けばよいか全く分からない!」と、諦めてしまう方が多いのが現実です。

 

費用をかけて専門家に書いてもらう手と、自力でなんとか書き上げる手がありますが、融資担当者の立場で考えると、これらは両極端で、専門家が書いたものは一見完璧ですが、「これを事業者が運用できるのか?」という疑問があり、自力で書き上げたものは、「まったく論外!」とゴミ箱に捨てたくもなるでしょう。

 

大事なのは、事業者に実現可能であり、記載内容を勉強して理解していると思わせるレベルが丁度いいと思います。

3.あえて様式を無視してみよう!

事業計画書は、既存のフォーマットに穴埋めするような作り方では決していいものはできません。

 

事業計画書ならば、政策金融公庫がテンプレートを公開していますが、当事務所の見解ですが、非常にシンプルで融資に必要な情報がコンパクトにまとめることができるよい様式なのですが、この穴埋めのように、既定の様式に自分の想いを直接記載しようとする行為が、自由な発想を制限してしまうのではないかと思います。

 

まずは、白紙のキャンバスに、自由にアイデアや想いを書き、これを既定の様式にまとめると上手く書けます。

 

もっと言えば、当事務所の質問に答えていくだけで、8割程度の事業計画が出来上がりますので、あとの残された宿題部分を持ち帰って頂き、後日不足分を報告することで、オリジナルの事業計画書が出来上がります。

4.当事務所のアドバイザリ業務

当事務所としては、融資は事業者と融資担当者が共同で達成に導くものと考えていますので、当事務所で支援できるのは、金融機関に提出する「叩き台」と捉えます。そこから先は、金融機関ごとの方針がありますので、融資担当者の職務かと思います。

 

金融機関からすると「融資してあげたいけどゼロベースで来られても…」という想いは当然かと思います。そこで当サービスを利用して、及第点の60点レベルの「叩き台」を持参すれば、融資担当者は「ここをこうすれば融資できますよ♪」と前向きに進めることが期待されます。

 

ご依頼の際は、この点をご理解頂きました上でお願いします。ちなみに、料金については、実験であるので、融資金額に関わらず25,000円としております。

5.事業計画書の組み立て

事業計画書の基本となる5つのブロックを利用すると、考えがまとまり、組み立てやすくなります。

 

@ 事業の全体像
なぜ・何のために・誰に・何を・どうやって事業を行うか、事業の目的や目指すものは何かなど、事業の全体像を語る。
(提案者のプロフィール/提案の背景/事業コンセプト/事業理念とビジョン)

 

A 事業内容
誰に対して、どんな商品・サービスを提供するか、どんなニーズがあるか、どんな競合者がいるかなどを語る。
(顧客ターゲット/商品・サービスの内容)

 

B 事業戦略
どのような仕組みで利益を出すか、どのようなアプローチで顧客に商品・サービスを届けるかを具体的に語る。
(ビジネスモデル/販売戦略)

 

C 収支計画
どのくらい利益が出るか、新事業に必要な資金はいくらか、借入金をどのように返済していくかなどを、具体的な数字と共に示す。
(損益計算書/キャッシュフロー計算書/資金計画/返済計画)

 

D 事業体制・行動計画
@〜Cで考えたことを、どのような体制で実行していくか、新事業のスタートに向けて具体的に、どのように進めていくかを語る。
(業務プロセス/組織体制と人員計画/リスク対策/行動計画)

6.ハートをつかむ事業計画書を書いてみよう!

銀行は、はたして事業ノウハウはあるが、経営計画の知識がない(失礼ですか…)社長が、疲労困憊して雛型を埋めただけの事業計画書をどこまで信用するのでしょうか。

 

そこで、発想を変換してみましょう。

 

それより、数字的なことは置いておいて、「俺はこうしたい! ノウハウも人脈もあるんだ!」という、熱い想いのこもった事業計画書のほうがうれしいのではないでしょうか。

7.融資担当者など経済家が喜ぶ言葉も散りばめる!

これは融資担当者にもよりますが、社長の想いだけ綴った事業計画書もいいけど、少しは経営者らしく端的にまとめてくれたほうが稟議に掛けやすいということもあるでしょう。

 

過去の事例では、多少の経済・経営言葉を付け加えてあげるだけで、かなり説得力のある「それっぽい」事業計画書になったこともあります。ですが、やり過ぎは禁物ですね。

 

他方、「当社には優れたコンサルタントが付いています」ということをアピールしてもよいかもしれません。

 

◇経済・経営言葉の例
景気の高まり、労働市場、自由競争、GDP、関連多角化、コストリーダーシップ、差別化、回転率、原価比率、コアコンピタンス、同規模同業種比較、アウトソーシング、ブルーオーシャン、立地条件、商圏、限定ライン戦略、フルライン戦略、SWOT分析、強み、弱み、コアコンピタンス(事業の中核)、経営資源、希少性、模範困難性、ドメイン(事業領域)、関連多角化、シナジー(事業間の相乗効果)、スケールメリット(規模の経済性)、差別化、参入障壁、排他的、コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略、デファクトスタンダード(先発優位)、暗黙知、販路開拓、

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